2008年01月31日

逃亡事件の後始末2!

さて騒動も一段落して、怪我人も出ずに安心して、家に帰りシャワーも浴びずにバタンキュー。そして次の日事務所に行くと凄い人だかりです、「どうした?」と秘書に聞くと「今は此処にいるとまずいすよ、テレビ、ラジオ、新聞が記者会見しろと社長に談判してるから、それにもうすぐ警察や役所の人達も来ますから!」との返事でした、しかし社長(私の先輩)が私を見つけて「チャーリー、悪いが此処にいてくれ」と言います、私が「いいすょー」と言うと記者連中が「お前はだれだ?この会社の人間かポジション(肩書)は?象の話を聞かせくれ!」と迫ってきます、先輩を見ると口に手をあててチャックしろ( 何も言うな)のサインです、私は記者に「昨日は休みで何もすんぬぇーよ、いま事務所に出勤してきただけだぁー」と言うと記者は「そんな事なかぺぇー、昨日の事件さぁすらないわけないべさぁー」と訛りの強い英語で言ってきます、そこに警察と役所の人達がどかどかと10人ぐらい事務所に入ってきました、そこで記者に向かい「おめぇ
ら、ここからちぃーと出てけれ!」と口から泡を飛ばす勢いで怒鳴っています、しかし記者も負けてはいません「そんなこつ言われても出てはいかねぇーよ、おらたちは報道する義務があるぺー、そっちはちゃんと説明する義務があるらぁー?」と負けません、そこですかさず先輩が「わかったべなぁー、あどで記者会見すからぁー」の一言で記者も納得して事務所を出ていきました、少したち落ち着くとまずは警察の事情聴衆収が始まりました、なんでこうなるの?誰が悪いの?調教師はその時何してたの?と状況説明を求め、誰か責任者を明日警察まで来て説明しろとの事でした、次は役所です、先ず言われたのはジャンボの処遇をどうするか?あと行政処分がある(いわゆる営業停止)英語で言うとサスペンドですな、サスペンダーじゃないですよ、「多分3ケ月は停止だなと」なんか暗に秘めてアンダーテーブル(賄賂の事)を要求してる様な口ぶりです、それを聞いた警察も突然「これは刑事事件だなぁー、まぁー1ケ月ぐらい臭い飯を食って貰おうかぁー!」さっ
きとは凄いたかぴーに出てきました、そこで先輩が「それではまず警察の方からこちらえどんぞ」と社長室に案内します、そしてほんの5分後に警察は出てきます、次は役所の人が社長室に入りまたまた5分後に出てきました、そしてさっさと帰っていくではあーりませんか!後で先輩に聞いたら、警察が2万ペソ(邦貨約6万円ぐらい)役所は行政なので5万ペソ(邦貨約15万円ぐらい)をアンダーテーブルしたとの事でした、そして今度は記者会見です、これはあまり問題がなく済みました、過失ではなく不可抗力でしたので。しかしあと諸々の支払い、補償は今までの利益の半分以上がすっ飛んでいきました、ジャンボが潰した車の支払い(なんと19台)、フルーツスタンドの支払い(これはちぃーとでしたが)、壊した電柱の支払い、復興整備の支払い、まぁーその他諸々でした。
この事件後の事はまた次回です!



Posted by チャーリー半田 at 16:59│Comments(0)
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