Charlie's　Bar

今年から毎木曜、金曜、土曜日(生演奏日)に何かサービスをしたいと考えて、飲んだ後に味噌汁でも出しましょうとなりました、そこで今年初日の生演奏日の１月８日(金曜)に味噌汁を作る事になり、味噌、だしの素、味噌椀等々を真吾店長が買いに走りました、私が当日、店に出勤すると真吾店長が「オーナー、これで良いですね！」と買ってきた品を見せます、お椀OK、だしの素OK、具は何かと質すと真吾店長曰く「さつまいもと玉ねぎです！これが美味いんですよ！」との事、私が「両方とも、甘いやつじゃないか！」と言うと、「この味が分からないのは田舎者ですよ！」と能天気な返事です、私はまぁ〜良いかと妥協しました、たにしろうちの真吾店長は口だけは達者ですからね、知る人ぞ知る、あ〜言えばこ〜言う生意気な奴ですから、何か悪い予感がしたのですが、私が「真吾、味噌は何を買ってきた！」と言うと、「こだわりの白味噌です！」と出してきたのが、なぁなぁなぁんと西京味噌です、京都地方で使われる、あの西京味噌です、私
が「真吾、この西京味噌は合わせ使うやつで、この味噌だけだと甘くてこちらの人達はうけつけないよ、まして具はさつまいもと玉ねぎだから、甘いの三乗じゃないか！」と言うと、真吾店長「何を言ってるのですか！こだわりの白味噌ですよ、こだわりの！」とお馬鹿な返事です、そこで作りました、西京味噌の味噌汁を、できたら試食です、そこに小原のエーチャンが登場です、この方も究極の味センスをお持ち方ですが、エーチャンが「味噌汁できた！」と話してきました、真吾店長が「いま試食するところです！良いタイミングで来ましたね、小原さん！」と３つのお椀に味噌汁を出してきました、さぁ〜試食開始です、一口飲むと甘くて、甘くて、飲めた物ではありません、私がエーチャンを見るとエーチャンも一口飲んだだけで「だめだ甘くて甘くて飲めないよ、掛川の人達はこれを飲んだら甘いデザートと思うに！」と寸評です、そこで真吾店長がすかさず「この雅な味が分からない人は田舎者だなぁ〜」と言い出しました、自分が田舎者のくせに！そこでお客様に出すと、「こんな
甘い味噌汁、生まれ初めて飲んだ！」と一口でやめていました、残った味噌汁は総て真吾店長が「分かりました、私が全部飲みます！」と言い出して、全部飲んでいました、ちなみに昨日の味噌汁は一般的な信州味噌、具は豆腐でした、出したお客様は美味しいと完売でした、そんなこんなの味噌汁顛末記でした。