2008年03月15日

フィリピンのお店9!

大問題とは!Aさんがある日、今までとはちょっと違う真顔で来店し、私に話があるとマネージャーに言ってきました、私はマネージャーに事務所で良ければどうぞと返事をしてAさんを待ちました、そこへAさんちょっと顔色が蒼く入ってくるなり、「チャーリー、頼む、B子と結婚させてくれ、頼む、お願いだぁー!」と涙声で私に訴える様な目で頭を下げてきました、私は「Aさん、なにがあったのですかB子と?結婚なんて尋常ではないですね、あなたは日本に帰れば、奥様やご子息、娘さんがおいでになるでしょう?ここはちょっと冷静になって始めからの経緯を説明して下さい、でないとあなたのお力になれません、同じ日本人同士ですから、私を信用して!」とうなだれるAさんにゆっくりと話しかけました、Aさんは落ち着かず煙草を矢継ぎ早に吸ってます、Aさんはちょっと無言になり上向きに顔を上げて、どこから話そうと思案してました、Aさん、話始めました、「チャーリー、1年前だよね、俺がB子に会ったのは!初めは良い娘だなぁーぐらいしか思わず、何事もなく楽
しかっただよ、本当に!でも知りあって3ケ月ぐらいしてからかな、B子が話があると電話してきたんだ、その日は店も休むから是非会いたいとね、そして会い食事しながら話を聞き始めたんだ、親の事、そして娘の事、俺はビックリしたよ、B子はまだ独身だと思ってたから、しかし良く話を聞くと、前の旦那は娘が産まれた時に逃げて、それからはずっと母子家庭だったとね、その時からB子を見る目が変わったに、それから少しして、なんとなく男女の関係になったのんだ、」と話始めてやっと余裕がでてきたみたいで出されたコーヒーを飲みだしました、私が「ところでB子は今日は休みだけど、あなたがここに来て、私に相談する事は知ってるのですか?」と聞くとAさん「いや、何もB子には言ってないよ」と、私が「そりゃまずいよ、Aさん、あなたがここに来て、私と話てる事はもうとっくにB子は知ってるよ!」と言うとAさん「なんで?誰かB子に言うの?」とビックリ顔で言います、私が「Aさん、ここはフィリピンですよ、私達日本人同士が会ってる事はフィリピン人同士
は連絡取り合ってますよ、確実に!」Aさん、ふぅーんとまだ理解できないみたいです、そこでわたしがAさんに知恵をつけました、「Aさん、もしここでの話が終わるとすぐB子から連絡がありますから、その時はチャーリーに会社のパーティーで歌って欲しいと依頼してきたと言ってくださいね!分かりましたか、間違ってもB子の事を相談してきたなんて言ってはいけませんよ、」と釘をさしました、私がAさん続きをと話を促すとAさん「男女関係になると、B子はあれが欲しい、これが欲しいと今までと違う感じになり、最近は娘の教育資金が欲しいとか、親に家を建ててあげたいとか、色々と要求してきたんだよ、始めのうちは洋服だあ、靴だあ、電気代だあ、と小さい額だったから良かったんだけどね、最近の要求は今の俺にはちょっときついんだよ、」と、私が「じゃ、別れたらどうですか、俺には女房、子供が日本にいるからとB子に言って」Aさん「それが言えるなら苦労はしないよ、だから最近日本の女房と別れて、B子と再婚しょうと思い、先日、女房に別れてくれと話た
ら、慰謝料と家をくれたら別れると言われたんだ」私が「じゃ、そうすれば良いではないですか、裸一貫でB子とやり直したら!」Aさん「その離婚話をB子にしたら、日本の奥さんとは別れないでくれ、私はずっとあなたの愛人で良いと俺を泣かせるんだよ、だからやっぱりB子には俺が必要だ、結婚しかないと一人悩んでいたんだよ、そして結論が後はチャーリーに頼むしかないなとね」と虫の良いことを言います、実際に50歳すぎの男を若い25歳の女の子が相手にしますか?Aさん、自分の姿形を良く見ろっていうの!私が「Aさんが正直に言ってくれたから私も正直に言いますよ、まずB子はあなたと結婚すると言っても9割しません、後の1割はあなたがもし彼女の言う通り要求をのんだ場合のみです、彼女の言う I LOVE YOU は I LOVE YOUR MONEY です、日本語で言うところの貴方のお金が好きですな、Aさん、良く現実を見てくださいよ、夢を見すぎると怪我をしますよ!」とはっきり言いました、Aさん「そんな事はないと思うがな、あの時のB子は真剣そのもの
だったけどなぁー」とまだ夢から醒めません。そこで長い話もできないと判断し、「Aさん、後は自分で決めて下さい、離婚するも、再婚するも、私は正直に私の意見を言いましたから、Aさんも子供じゃないんですから」と言い、その日はAさん飲まずに帰りました、まぁー飲む心境ではないのは分かりましたがね!それからはAさん、あまり店に顔を出さなくなり、月1ぐらいですかね、B子もそれからすぐ辞めていき、その事も忘れかけた時です、ある噂が流れました、Aさんが会社の金を使い込み、それがばれて日本に帰国させられ、退職金で埋め合わせして退社したとの事です、その後にAさんの後任の方が見えて、私にAさんはここに借金はないかとか迷惑を掛けなかったとかを聞きにきましたが私がそうゆう事は一切ありませんと言うと後任が「実はAさん、会社の金を2千万円ほど使い込みをしたんだ」と話はじめました、私が「本当ですか、私は真面目な方と見受けましたがね!」と知りながら知らない素振りで返事をすると、後任の方「でも不思議なんだよ、Aさんは帰国時に
はほんの少ししか金はないし、彼の銀行口座も解約されてるし、日本に送金もしていないしさあー、本人は使ったとしか言わないし、金がどこに行ったかわからないんだなぁー!チャーリーさん何か心当たりはあるぅー?」と聞いて来ます、私が「さぁー、何もないですねぇー」とAさんにささやかなプレゼントをした様な返事をしましたよ。さて長くなりましたが次回は女の戦場、修羅場の話です!お楽しみに。



Posted by チャーリー半田 at 12:18│Comments(0)
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