Charlie's　Bar

その日の夕方７時に来ました、金部長が総勢６人で私がシャワーを浴びて準備(とっても着た切り雀ですが)してロビーで待ってたところに、いやいや風を肩で切ると言う表現がぴったりの絵面です、そして金部長「いやいやお待たせしました、それでは行きましょう！」と私を玄関に案内します、そこには韓国製のヒュンダイ(現代)の高級車がでーんと３台止まっています、なんで３台なのと考えてる間もなく、金部長「さぁーこちらへ」と先頭の車に乗り込みます、後の人達はそれぞれの車に乗り込み、さあー出発です、遠いのかと思いきや、なんと３分で目的の料亭なのか、レストランなのか分からない、怪しげな家の前に玄関横着けです、そこは老舗の韓国料亭でした、１２畳ぐらいの部屋に通されました、そこにはあるとあらゆる山海の珍味(と思うけど良く分からないもの)がテーブル一杯に並んでます、(スッゲェー高そう)総勢７人かテーブルに着きました、上座は勿論、金部長さん、私が金部長の左手に座り、後は分からないけど勝
手に座り込みました、さぁー乾杯です、酒はもちろん真露(ジンロ)です、ショトグラスで定番のストレートです、一杯が二杯、三杯と進みます、また象の話で盛り上がります、どのくらい儲かるか、とか売上はどのくらい行くかと、金の話が全てでした、私は話を変えようとしますが金部長はお金の話に終始します、私が隣のちょっと年の方に「なんで金の話しかしないんですか金部長は？」と話すとその方は(名前はまたまた金さんという人でした)「部長はいままで何回かイベントをやりましたが、ことごとく失敗したので今回の話で今までの損失をカバーしてたいのですよ」やっと辻褄が合いました、なぁーるほど！そこにキーセン(芸者さん)がなんと１４人来ました、１４人ですよ、それぞれの両脇に座り、私達は箸を使わずに彼女達が口に運んでくれます、金部長は上機嫌で英語で「チャーリー先輩どちらの女性でも良いのでホテルに連れて行って下さい、」と私に言います、私はまさかとやんわり断りました、(金がないとはいえないので)
そのうちに金部長は多分、私がキーセンを気に入らないと判断したのか、「よし、次に行こう、次に」とちぃーと酔っ払ったのか呂律の回らない言葉で言いました、その次がまたまた大変でした！続きはまた次回。